老人ホームの入所待機者について

特別養護老人ホームは常に入所希望者が多数入所待機をしている状態が続いていますが、こうした待機者の数は実に42万人以上にもなると言われています。このうち要介護度数が1〜3の人は約6割で後の4割は要介護度数が4もしくは5の人となっています。また現状が在宅であるかどうかに関しては要介護度数3の人が最も多くなっていますが要介護度数5の人の場合は多くが様々な施設に入所している場合が多くなっています。在宅でない場合の入所施設として最も多いのは要介護度数によって異なりますが、要介護度数1の人の場合には介護老人保健施設が最も多く次いで医療機関、グループホームなどの順となっています。しかし要介護度数が5の人の場合では順位が入れ替わり、医療機関に入所している人の割合が最も多くなります。次いで介護老人保健施設、介護療養型医療施設、グループホームの順となります。

現在全国に存在する特別養護老人ホームの数は約6000と言われています。入所の待機をしている人が42万人であることを考えれば単純計算では1つの特別養護老人ホームにつき常時70ほどの人が入所を待っていると言うことになります。またこのような待機状態が長引くことにより、特別養護老人ホームへの入居を待っている間に亡くなる方も多くいます。数字の上でも分かりりますがこうした特別養護老人ホームへの入所待機者の場合、入所がスムーズに行われない以上、介護老人保健施設やグループホームなどに頼らざるを得ないことになり、介護サービスの内容をはじめ、看護サービス、費用面などで大きな負担を強いられることになります。


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